蕎麦屋でテレビを眺めていたら、子育て手当ての使い道について杉並区の主婦が家計簿を開きながらインタビューに応じていた。夫と小学生と幼稚園の子どもの4人暮らし。とにかく切り詰めて切り詰めて、「娯楽費 0円」であることと「外食費 0円」であることをよしとしていた。余裕はない、先行きが不安だ、だから給付金をもらってもすべて貯金すると言う。(主旨から考えると貯金の人は給付なしにしていい) こういうシーンを見ると、当然ながら私は「なんであなたは働かないのか」と問いたくなる。家計簿を眺めて切り詰めているよりも、仕事をして収入を得て、映画を見たり、外でごはんを食べたり、そういうことをする方がずっとずっとずっといいと思うのだ。自分にとっても子どもにとっても。
出すのであればいっそのことお金ではなく、日本全国共通映画チケットとかさ、まちの個人オーナー店限定お食事券(つまりチェーン店は使えない)とかさ、お芝居やコンサートに行ける券にしてはどうだ! 未来の日本のために。
で、テレビの続き。幼稚園ママたち4人ほどが集まっておしゃべりしているシーンも流れたんだけど、どこが切り詰めているのでしょうね〜というような服装だった。そして切り詰め自慢。こういう母たちが日本をだめにするんだ、、、、ああまた愚痴ってしまう。
いや、あの主婦たちにはきっとバラ色の老後があって、家計簿もつけない娯楽費(娯楽費ってことばはどうよと思うが)と外食費をとっても大切に考えてできるだけたくさんかけたいと願っている私は、、、、不安はないって言ったらうそになるけど、やっぱり今を大切にしたい。
昨日に続けて今日も図書室勤務。昼休み散歩で、杉田玄白せんせーのお墓のある猿寺を通りかかった。手を合わせてきた。