今年は『龍馬伝』にはじまった。生まれて初めて大河ドラマを1回も欠かさず観て、今夜の最終回の「完」の文字まで見届けた。福山クン好きに加えて坂本龍馬好きだったというのは、なんという運命なんだろうと胸の高まりが続くハイテンションの日々だった。今はただ、この大河ドラマのスタッフのみなさんに拍手を打ち鳴らしています。
出演者、スタッフの誰もがこのドラマに関われてよかったと語っていること、そして福山龍馬に惚れ込んで敬意を表していることが印象的。制作者の誰もが手応えを持ってつくっていてるからこそ、視聴者をここまで引き込んでいるんだなあと思う。
今日は、高知の日本酒を買って帰ろうかと思って、帰りに駅前の太宰治も通ったという酒店「アライ」に立ち寄った。おかみさんが「どんなのがいいの?」と聞いてくれたから、「最終回だから、、、あ、あの、龍馬が最終回だから、高知のお酒が欲しい!」と言うと「まあまあ、じゃあこれよ」と司牡丹さんの「船中八策」という名の純米酒を指差した。うん、これに決めた。「いいねえ。最終回にこのお酒。先週の、ねえやと龍馬の海辺のシーンは最高だったね。あれが最後だったのよね。寺島さんうまい!」とおかみさんもどうやら龍馬贔屓のよう。私は、ねえやとのシーンを思い出しただけでうるうる。うるうるどころか、ぼろぼろ涙が出て来た。あー恥ずかしい。
「もう言わないで〜泣いちゃう」と逃げるように酒店を出て、帰宅。
最終回、20時からを観たあと、22時からも見届けた。
酒店のおかみさんは「今はどうしていないのかねえ坂本龍馬のような人。政治家はてんでだめだし。みんなしょせん自分のためだものね」
幕末を駆け抜けるように生きた彼らの、志と友情の上に生きている私。
縮こまっている日々がはずかしい。
残りの今年は、アイ LOVE 『龍馬伝』 の私の志を、
、、、、まずは、志を定めたいと思う。
写真は、司牡丹さんの「船中八策」と、目黒雅叙園で開催中の「坂本龍馬×百段階段」のフライヤー。(目黒雅叙園にて23日まで開催中。勝海舟から贈られた追悼詩も展示)
これを飲んでます。
今は、まるで抜け殻。ほろほろ。飲み過ぎでほろほろ。