ようやく思い立って、ランニングを再開した。かれこれもう10年以上も、何度も何度も再開している。ひさしぶりだから、どうかなあと思いつつ走り始める。200メートルほどで「やば。からだ重も」とやめたくなる。次の200メートルで、自転車道の入り口まで行って帰ってこようと思う。が、500メートルほど走ったら、すうーっと楽になって、ゆっくりだけとリズムがとれて、無理なくからだが前に進み始めた。気候のせいもある。暑くなく寒くなく、青く澄んだ冬空と黄色のイチョウを思わず写真におさめたくなるような季節。たったたったと、このまま走って、Kちゃんの玄関前でピンポンダッシュもできそうなくらいだった。5キロだけ走って、帰宅したのだけれど、気持ちいいったらない。しばし仕事して、2時間後にはフットサルの練習へ。来月の大会に備えて練習しなくちゃだ。午後からは自転車を使わずにあっちこっちすべて徒歩で、からだをよく動かした。からだを動かすと頭がすっきりする。「すっきりする」を直訳すると、本日に限っては「あきらめた」だ。いろいろあきらめると、新しいことが見えてくる。そして、今日あきらめたものたちとは、また仲良くなれると確信。
そうそう。フットサルでこんなことがあった。今日は体育館ではなく市役所隣りの芝生ある公園での練習で、他の公園利用者や通りすがりの人の目につく。私たちがいるところから一番近いベンチに座って新聞を読んでいる男性がいて、時々こっちを見ていた。パスの練習をしている時、こばちゃんが止めようと思ったボールを止め損ねた。ずっこけのその瞬間を見た男が「プッ」と吹き出した。その後も、うちらチームを新聞紙ごしに見て、大ウケしているようす。「また笑われた」「また笑ってる」とみんなが言い始めたので、「こんなに笑いを提供しているうちらは偉い」「お金取ろうぜ」「そうだ、投げ銭練習だ!」と開きなおった。ま、他人が見ると、かなりおもしろい練習風景だろうなあと、それは自覚。
最近笑っていないなあ、笑いが足らないなあという方、どうぞ見にきてください。
近所のお宅でぎんなんの販売開始。大粒で知られる直売ぎんなん。なんと立派な看板がお目見え。