月に2回、土曜日に「くらた農園」さんから野菜が届く。箱を開けると、大きなターサイがドカンと鎮座。緑が濃い。その下に、1種類ずつていねいに新聞紙に包まれた野菜たち。前回おいしかった壬生菜がまだあればいいなと思っていたら、やったー! ありました。それから、聖護院大根、白菜、ねぎ、、、今回の変わり種はヤーコンなど13種類も。前夜遅く届いたくらたさんからのメールに「すぐに水につけてくださいね」。それは大切なことで、水につけると畑での収穫時のようにイキイキシャキッに戻るのだ。台所畑で、どのくらいシャキッと戻るか写真を撮って確かめてみた。上が到着してすぐお昼頃。下がつけて仕事にでかけ帰宅後の夕刻。おお、元気元気。晩ご飯に壬生菜をいただく。鍋に少しごま油を入れて、ざく切りにした壬生菜を入れてジャジャジャッと炒めて醤油をまわし入れてできあがり。油揚げを入れての煮浸しが好きだけど油揚げがなかったので。歯ごたえと緑の苦みを味わう。
野菜の箱には放射線量の測定結果のプリントが入っている。3.11前から畑にあった落ち葉の線量がぐっと高い。今シーズンは落ち葉の堆肥をつくらなかったそう。届いて料理して食すのは本当に一瞬のこと。長い長い期間の畑のご苦労を思いつつ、その延長の一瞬に台所があって、いのちを食べているということをいつも心に。いただきます!