大切な人が入院したので、お見舞いに行ってきた。何を持っていったらいいか悩み、病院に電話してみたら、「生もの以外は何でも食べていい」とのことだったので、いろいろ持っていくことに。くらた農園さんから届いたばかりの菜の花を茹でたの。切干し大根(これもくらたさんの)を糸こんにゃくとニンジンと煮たの。柿の葉茶(熱いのと常温を用意)。それから、バスに乗る前にクイーンズ伊勢丹で、びわ、りんご、ぶどう、デコポンを箱にきれいに詰めてもらったの。まあどこへおでかけでしょうという大荷物でバスに乗り込んだ。
「夕方がいい」と言われていたので、到着は5時半くらい。結局、面会時間終了を超えて、3時間近くも病室でおしゃべりしてしまった。病気のこと、病院の先生や看護士さんたちのこと、食事のこと、不満や評価や感謝のいろいろ。それから、映画のこと、わたしの日常のこと、話題は尽きなかった。
「ところでふたりは仲良くやっているのかね」と、突然探りが入った。どうやらこれが一番の心配ごとだったらしく、「いっしょに『マッサン』を観ていました」と伝えると、「そうかそうか」とにやり。
安心はしてくれたが、『マッサン』をはじめ、近年のドラマはきれいすぎて見ていられないという話しに飛びまくり、、、。映画もしかりで、もっとちゃんと時代考証をせよと怒っていた。
いつもどおりの毒舌満載で、ほっ。あー、元気そうでよかった!
というわけで、なんとか仲良くやっています。
この写真は、毎日映画コンクールの授賞式のときに撮った1枚です。
お祝いなのでバシッと江戸小紋を着ていきました。たまにはこんな写真もいいかな、、、。