新潟へ出張。仕事を終え、「大衆酒場」のキーワードで検索し
ヒットした居酒屋へ繰り出した。
これが大当たり。ご想像の通り、新潟の日本酒と地魚を
もんくなしに心底いろいろ楽しんだ。
ほろよいで宿までの帰り道、ギュッとひしめきあっている繁華街をうろうろ。
路地裏に気になる店がわさわさとあるが、
もう飲めません、お腹もパンパン〜と、後ろ髪引かれつつ宿に足を向ける。
が、夜も更けているのに活気あり、古い店ながらピカピカに磨かれた厨房、
職人気質のおやじさんにシャキシャキのおかみさん?
が、窓から見えた中華そば店に手招きされ、気が付いたら着席してた。
シンプルで上品極まりない中華そば、一杯、たしか450円。(480円かも)
と、ビール。(飲めませんお腹パンパンと言ったのは誰ですかーー)
店の雰囲気、中華そばの味に感動すると同時に、
テーブルに添えられた、コショウの缶にテンションがあがる。
それで、思わず、「すみません、この缶を写真に撮らせてください」と願った。
おかみさん?笑いながら、
開店からずっと使っているから、古いのよ。
この心意気が好きだ。