かつて図書館で働いていたYちゃんと話してて、「曝書(ばくしょ)って夏前にするんだね。うちの図書館じゃ夏休み終わってからやっていた」という話題になった。なんじゃ?曝書って? 恥ずかしながら、知らないことばだった。調べてみたら、古来からの資料保存の方法で、書物を外気にさらして虫干しすることとあった。「さらして」を感じで書くと「曝して」なのだ。しかし、公共図書館において、蔵書点検=曝書ではないと思った。蔵書点検は実際にある本とデータの突き合わせ、つまり管理のための棚卸しで、本の保存のためとか本をきれいに保つためではない。その証拠に、蔵書点検が終わっても、本は決してきれいにはならないのだから。本当の意味の曝書は、古文書を扱う専門図書館とかでは、晴れた日に古い本を書庫から出して並べて、天日干ししているに違いない。そうすると、曝書の季節は、湿度の低いカラッとした秋晴れの日が最適かな。
今日は中華料理屋さんとタイ料理屋さんへ。
中華料理屋さんの厨房が、ピッカピッカなのに驚いた。聞くと、閉店後毎日2時間は掃除をしているそうだ。そのご主人の顔の肌がつややかで、思わず「肌がつるっつるですねっ」と言ってみたら、妻が「空気油の中で仕事しているからねー」と爆笑。うん、、、それもあるかも。でも、厨房をきれいに磨いているせいもあると思うんだ。
「トイレをピカピカにしたら顔もきれいになる」って母から教わった。トイレじゃないけど、厨房だって同じ。