近所の小学校の校長先生から電話あり。先週から留守電にメッセージが残っていて何かお願いがあるらしいようすだったのだが、学校からの電話というものは用件が何であれ心がざわざわ緊張する。月曜日朝一番に電話が鳴った時には、もうぜったいに校長だと思い、何にも悪いことはしていないのに、まったく声が裏返ってしもうた。折り入ってお願いがあると受話器の向こうのやさしい声に、平常心に戻る。テキパキとした彼女はさっそく本題に入り「6年生のクラスでおやつについて話しをしてほしい」というのだ。おやつ? 地域の人を呼んで開く研究授業らしく、ひとりはおばあちゃんで昔と今のおやつの違い、もうひとりは栄養士さんで栄養面の話し、そして私には「おやつと心のつながり」の話しを考えているそうな。
なぜに私に来たのか?!と疑問ではあったけれど、すばらしい人選(!)に拍手喝采申し上げた。「私なんかでいいのでしょうか?」と軽やかに謙遜しつつ、(それ!話させてください。私がしゃべります。うれしいうれしい楽しそう〜)と心の中で叫んでいたのでした。ほほほ。「いつか食のことで何かあったら、Mさん(私のこと)にお願いしようと思っていたのです」と校長。しばらく「おやつ」がテーマだ。話す内容を考えただけでじわんと涙が、、、。
写真は京都のパンフルートのパン。ちょうどおやつ時の取材で、売り切れそうなのも私のためにとっておいてくださった。「どうぞ全部味見していってくださいね」。パンの説明は『ココロとカラダにおいしいお店京都ガイド』のp85参照に〜。きわこさんの絵、おいしいのよー。