チョコレートクッキー。そっかあ、バレンタインデーなんだ。サッカー少女もなかなか器用な。盗み撮りしてついでに盗み喰い。つくりながら「数がわかんなくなっちゃったー」という声が聞こえたからバレない。
バレンタインデーと言えば必ず思い出す昔話。小学校4年生の時、生まれて初めて好きな男の子にチョコレートをあげた。近鉄百貨店上本町店の地下で、ドキドキ胸はち切れそうな思いでハートのチョコレートを買い、その場でチョコにメッセージを書き込むコーナーがあって、○○くんへって書いたのだ。かなりそっけなく渡したと記憶している。問題はその翌日。夕方、母と商店街へ買い物にでかけたら、その○○くんのお母さんが歩いていて、母と私を発見して寄ってきた。で「あーらKちゃん(私)、昨日はチョコレートをありがとうございました」。はーーー? なんでお母さんが、お礼言うの? 頭爆発。うちの母は私がチョコレートをあげたことなんて微塵も知らないっていうのに。いちいち親に言うなよと笑顔でジタバタしていた。そして○○くんがマザコンだということを悟った。○○くんはその後、思いっきりやんちゃをし、やんちゃをし終えてお兄さんといっしょにGパンショップを経営。筋肉もりもり体鍛えるスポーツ(なんて言うんだっけ)に没頭している。。笑うとえくぼが出る、サル系のかわいい幼なじみの思い出でした。