なんだか今日は人恋しくて、1杯だけでいいから誰かビールいっしょに飲まないかなあと思いながらの、図書館の帰り道。通り道の商店街に見慣れた車が止まってて、のぞくとやっぱりダンディIさん。いきつけの紅茶屋さんで紅茶を買っているところだった。ねえねえ、ビールが飲みたいよー、と言うと、そうだね今度行こうねという返事。今度じゃなくって、今からビールを飲みたい!と主張したんだけれど、だめみたい。いいのよ、ひとりで行くから、いいのいいの、バイバーイ。と、前へ進むが、なんかとても人恋しい。
しかし、ふと、現実が心をよぎる。朝届いているはずの生活クラブの荷物が気になってきた。そうだ私は急いで帰らなければと思い直す。そして、私には書きたい原稿があったんだと思い直す。寄り道している場合ではなかったのだ。
結局、ビールを買って直帰。もう出かけませんぞと誓うように部屋着に着替えてから、残りものの鰆の塩焼きを肴に立ち飲みビール=キッチンドリンカー。
ひさしぶりに福山くんのCDを聴きながら(いっしょに唄いながら)晩ごはんをつくった。
献立は、豆入り根菜スープとキャベツたっぷりスパゲッティーとポテブロサラダ。
キャベツとにんにくというのは相性がとてもいいと思う。おいしくて、瞬時に人恋しさを忘れたみたい。そんなに重傷ではなかったということか。
そういえば、以前、マダムの家の近くで「たんなるキャベツの炒め物」というのを食べて、ほんとにただキャベツを炒めているだけなんだけど、にんにくがきいてておいしかったなあ。
写真は、先日三鷹駅南口で歌っていたふたり。
どっちかがキャベツでどっちかがにんにくに違いない。