日曜日の図書館でした。図書館のあと、7時に西荻のナモさんのお店でごはんを食べる約束があったので、スタバで1時間ほど原稿を書く。ナモさんのお店は、ビール飲んで、定食もあるし、今日のおすすめでおいしいお刺身もあるし、大好き。ビールを飲んで、日本酒「御日待家」を表面張力で注いでもらって(受け皿の升も表面張力で、動かせない!)、このナミナミとした感じにニマニマでした。あと1合飲みたいけれど、急ぎの仕事があるから、がまん。
帰りの総武線。扉が閉まる寸前に30歳くらいの男が2人滑り込んできた。同時に、「あれ、間違ったかも」とひとりが言う。「次、キチジョ〜〜ジって、アハッ」ともうひとり。のぼりくだり間違えたようす。ヘベレケで声がでっかく、ふたりとも床に正座。そして、まわりを気遣って「すみません〜〜」と帽子をとる。ハゲ。しばらくしてまた「すみません〜〜」。帽子をとる。ハゲ。素直すぎて、おもしろくて思わず吹き出してしまった。少しうるさいけれど、嫌な気分にはならず、迷惑かけられている感じがしないので、思わず「大丈夫ですよ。お水飲んだ方がいいですよ。気をつけてくださいね」と声をかけてしまった。まわりはしらんぷりというか、けむたそうにふたりをシカト。私はおもしろい人たちだなあって思ってニコニコみてた。そしたら私に話しかけてくる。「ひさしぶりに兄弟子と飲んで、酔っぱらっちゃった」と。なるほど、落語家の卵さんたちですか。さすが、酔っぱらってもしゃべりが上手い。そして、吉祥寺に到着して、また帽子を取ってハゲを深々と下げて、ホームを歩いていった。もちろん千鳥。ふたり肩抱き合って、しあわせそう。明るい酔っぱらいさん。
こっちまで、しあわせになる。