すぐ近くの畑、今はブロッコリー。あさつゆキラリ。緑の脳みそは、まーだだよ。
新しい本の取材のロケハンで、地元の野菜を使っているというフレコミの店を訪ねる。ランチ。サニーレタス山もりのサラダのトッピングにコーンの缶詰が使われていた。濃い味のドレッシング。ぜーんぜん地元の野菜じゃなかった。食後のコーヒー、、、、電熱器の上のサーバーで煮詰まったものが出てきそうだった。が、煮詰まったコーヒーの量がワンカップに達しなかったらしく、これを出そうかどうか30秒くらいスタッフ2人が相談していた。まさかそれを飲むのかしら、、と考えたら悲しくなってきた。が、ついに決断が下され、マシーンで1杯分だけを入れて運ばれてきた。飲めた。オーナーシェフがちょうどレジに立ったので、お勘定をしつつ聞いてみた。「市内産のお野菜を使っているって聞いたんですけど?」「あ、たまにJAに行きますよ」。たまにでも、どういうわけか、「地産地消」の店として紹介されている。
つくづく、オーガニックや地産地消をデコ的に使っている店が多いなあと思う。オーガニックを掲げながら、客席に消毒ジェルが置いてあったり。トイレにモンダミンがあったり、むちゃくちゃ。
ふつふつとしているところに、ウフのマダムからメール。
『おいしいごはんの店』を手に、博多からウフを訪ねたお客さんがあったとのこと。都内あちこち訪ねて〆がウフだったとのこと。うれしいなあ。本当にうれしい。
そうだ、明日もし飛行機が飛ばなかったら、羽田空港近くの「油あげ」さんへ、ぜひ!
というわけで、ハンドドリップで豆を挽くところからコーヒーをいれるように、工程ひとつひとつを大切にていねいに、おいしい本になあれと、目下、ガリガリ。ガリガリガリガリーー!