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2010年 10月 04日
食材をどこで購入するか? 私にとってそれがまっこと一大事となったのは上京した年、1986年のこと。通っていた「女性のための編集者学校で」で元気いっぱいだった私は、クラスメイトに原稿を募って編集して新聞を発行したりしていた。自分でも生活費削減のため毎日つくっているお弁当のことなんかを書いたら、親しくなった年上のAさんが無添加のソーセージをプレゼントしてくれた。彼女は、国産のもの、添加物が入っていない安全な食品をとっても大切に考えている人だった。チェノブイリ原発事故を受けて発行された「まだまにあうなら」(地湧社/ブックレットのようなうすい冊子)を読んだのもこの頃。仕事では、テレビ番組の企画として外国産小麦粉のポストハーベストの問題を取り上げたり、食まわりの環境について熱心に企画を出していた。神田に「GAIA」が開店していて、本屋さんめぐりの合間に玄米おにぎりを買って食べたり、、、まあそんなところから、食材をどこで購入するかを真剣に考えるようになったのだった。 「生産者の顔が見える」がブームのようになったのはそれからずっと後。スーパーマーケットで有機の農産物や低温殺菌牛乳、たとえば松田のマヨネーズが並ぶなんて考えられない時代だった。 そんな中で食材調達に選んだのが「大地を守る会」。会員になって21年になる。次に「東都生協」にもお世話になり、今は「生活クラブ生協」とご近所の自然食料品店「グルッペ」、畑の直売所、 そして、「Oisix おいしっくす」がお気に入り。インターネットで夜中にでも気軽に注文ができたり、おすすめセットであたらしい食材との出会いがあるのが魅力的。 前置きが長くなったが、、、 「Oisix おいしっくす」から、待ってましたの「旬のオススメ3点セット」が到着〜。ていねいに箱に詰められていて、食材についての説明書きには生産者のみなさんの写真が同封されている。忙しい日常に、生産者の思いがこもった産物が届くと、よし!ごはんをめざしてがんばろうって思えてくるから不思議。 今日のオススメ3点セットは、長野産の甘みの強い赤色「ガブリエル」、福島産の「梨 〜豊水〜」、長野産の「りんご 〜つがる〜」 そのままかぶりつきたい衝動を押さえて、どうやって食べようかなって考えるひとときもまた楽し。 まずは「ガブリエル」。カラーピーマンの中でも甘みの強い品種で稀少な野菜。大きい! やっぱりそのままひとくちがぶり。うん、甘い! パプリカの一種だけれど、もっと甘くて、野菜というよりもフルーツみたい。縦に切ってみると、、、 大きいじゃなく、肉厚。しかも種が少なくて、使いやすい。甘さと鮮やかな赤を生かして、いろんな料理に活躍してくれそう。 たとえば和風なら「あらめとれんこんと人参のさっと煮」の仕上げに。鮮やかな赤は、あらめの褐色、レンコンの白を引き立ててくれる。シャキシャキの歯触りも、レンコンと仲良し。 たとえば洋風なら、野菜たっぷりミネストローネ(ごろごろしたカボチャはバターナッツかぼちゃ、豆は小さな緑のぶんどう豆)に。赤のインパクトが食欲をそそるよ。そして、全体の甘みが数段増すようで、味のバランス、うま味がアップする。 「梨 豊水」は、福島県産。朝夕の寒暖の差が大きく果物を育てるには最適な環境だ。手に持ってみると、見た目よりもどっしり重くて驚いた。中身がぎっしり詰まっている証拠だ。豊かな水と書いて「豊水」。その名のごとく、果汁がたっぷり。こりゃ生で皮ごとがぶりでしょ! がぶり、じゅわ、がぶり、じゅわ〜〜〜。甘いようで酸っぱいような味わいは、甘味と酸味のバランスのよさゆえか。 韓国を旅した時、梨をよく食べる国だなあと感じた。サラダや水キムチにも入っていたし、すりおろして焼き肉のたれにもたくさん使う。そうだ、肉と相性がいいんだ、と思い出して、豚肉のガーリックソテーの際、仕上げにソテーして添えてみた。脂肪を分解するとか、何かgoodな効能がありそうな。酢豚にパイナップルの変わりに入れるのもありかな。 りんごが出回ると、いよいよ秋だなあと感じる。トップバッターの品種、早生種として知られる「つがる」は、長野県は北端斑尾山の南麗に広がる丘陵地帯から。農薬を最低限に減らしているから皮ごと丸かじりも安心。もっちろん、そのままがぶり。歯ごたえ感は「サクサク」なのにぜんぜん固くなく、むしろやわらかいくらい。酸味も少なく、果汁に満ち満ちている。そのまま一気にまるごと1個食べ尽くしてしまいそうになるけれど、、、、 りんごと言えば、組み合わせたくなるのがチーズ。薄くスライスした「つがる」にカマンベールチーズをはさんでみた。ちょっとしたおつまみにもなるし、朝食やデザートにも。私の定番メニュー(切ってはさんだだけですが、、、) りんごのサクサクと、カマンベールチーズのとろんが、口の中でゆっくりと仲良くなっていくよ。 「Oisix おいしっくす」の食材は、おいしいのはもちろん、生産者の方々の一生懸命な気持ちを近く感じることができるのがうれしい。ガブリエルのような近所スーパーでは買えない野菜にめぐりあえるのも食の視野が広がる。 「自信を持って愛情を込めて育てた作物です、ぜひお楽しみください」 との生産者からのメッセージを読みながら、「はーい、しっかり味わってたっぷり楽しませていただいていまーす」。感謝感謝。 思えば、Oisixの名前をはじめて聞いたのは、『おいしいごはんの店』(初版)の取材中。かれこれ5年前になりますか。荻窪の「昼夜ごはんのCHANT」さんで食材の購入先を聞いた時だったっけ。。。ひさしぶりにCHANTさんへ行きたいなあ。
by fromsoho
| 2010-10-04 00:19
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