
牡蠣。上質なポン酢とともに生でいただくのも好きだけれど、焼きたての熱々の牡蠣は、生にはないふくよかな風味がある。ひと口でつるんといかず、ふーふーっっっあっつっぅと、じれったくじわっといただくのが、なんとも頬落ちるひと時。
こちらの牡蠣は「レナビアンカ」(恵比寿)さんでいただいた「昆布の森」という神秘的な名前がついたもの。大きくてぷりぷり。濃厚な味わいは、海のミルクなんてかわいい表現では足りない、海の母乳とかもっとインパクトのあることばを使いたくなる。
いや〜今日は寒かった。でも、取材先で自家菜園の堀りたて大根や人参をいただいたり、珈琲豆の「香七絵」さんでおいしい京芋にめぐりあったり、ほくほくとあたたかくなることがあったよ。
京芋は和風はもちろん、チーズやクリーミーな料理との相性もいい。
寒いと恋しくなるものは?と聞かれたら、鍋料理やココアやホットワインなどが思い浮かぶけど、とろとろとけた熱々チーズも恋しくなる。