練馬の農文恊図書館で玄米についての本をパラパラ。10年以上前に利用したっきりひさしぶりに訪ねたが、この図書館、図書「室」と呼ぶ方がふさわしい。靴脱いでスリッパに履き替える。書架は手回しのレバーでぐるぐる移動。暖房しているが寒い。超レトロ。ちょうど昼休み時間になって、職員さんがマイデスクで弁当を食べる気配もわかる。受付カウンターのすぐ横の洗面台でゴシゴシ歯磨きしている人も。歯磨きする音がシーンとした空気に響きわたった。しかし、食と農関係の本と雑誌が充実。かなり希少で貴重なアットホーム図書館。
帰り、吉祥寺のグルッペさんで野菜を買い、ノリで日本酒も。寺田本家さんの「香取」でござい。「五人娘」はあちこちで飲むことがあったけど「香取」ははじめて。クリスマスだし、さっそく開けてみた。これ、おいしい。常温でおいしい純米酒。
手前の白いお皿は肴ではなく、玄米をそのまま水に浸して「玄米発芽実験中」。取りかかっている玄米本のための実験Experimentなのだ。左が在来種の「さわのはな」で真ん中が「ヒノヒカリ」、右は2種ブレンド。夏は1日、冬だと2日で発芽するらしい。ジャックと豆の木みたいにびょ〜んと伸びたりしない、とだけは予想できる。