印象的な会話Gesprächふたつ。
豆腐屋のおじさんと。
幡ヶ谷と原宿で写真撮影だけという取材を終わらせて、午後3時少し前にいつもの豆腐屋さんへ立ち寄る。「あら、今日は早いね」とおじさん。「まだまだ家で仕事。でもここ通った時に買っとかないと。木綿2丁ください」。「あったかいねえ」。「もうね暑いくらい。半袖の人もいた」ほんとに井の頭線ホームで半袖の人見かけたよ。豆腐を包んでもらいながら、豆腐が浮かぶ浴槽を眺める私。「あー気持ちいいだろうなあ。ここに入りたい気分」。
おじさん、いつの笑顔がさらににこにこになり、、、声も大きくなり
「いいよ〜おいで〜僕が流してあげるよ〜」。豆腐風呂。一瞬そそられた。
きむさんと。
これはおみやげ。インドネシアで入手したオランダのチョコレート。カカオ72%で、甘くなくてパリッとしてる。帰って来たら聞いてみたいことがあったので、聞く。「猫って家にいたらどうだろう。飼うことについてどう思う?」「動物は飼うものではく、喰うもの」。スッパリ切られて会話終了。しばらくして、パソコンの前に呼んで、友達に教えてもらって最近訪ねている猫登場ブログを見せながらつぶやいてみた。「かわいいよねえ。家にいたら楽しそうだねえ」「ふーん。(じっと眺めてからひと言) まずそうだ」。まっまずそうですか? こういう時、反論のことばとして「まずくないよ」とか「おいしそうだよ」なんて言ってはいけないことだけはわかったが、他のことばが出ないーーーっ。