友達と話していて、ひとりでお酒を飲みにいけない男の話しになった。ひとりでお酒を飲みに行けない人、いるいる。やはりひとりでお酒を飲みにいかない男、きむさんにも聞いてみた。曰く「酒の飲み方の違いではないか」。それは、ひとりで酒を飲むが嫌い、ということでしょう。さみしがりやさん? 「さみしがりとはちょっと違う」そうだ。さみしがりやでも、ひとりでお酒を飲みに行くこともある思う。私も、どちらかというとさみしがりやなんだけどな。(笑うなー) ふたりも大勢も好きだけど、ひとりがいいっていう時の割合が多いだけなんだ。
うーむ。もしかしたら、小さいころからの育った環境になるのかもしれないなと思ったりする。ひとりになる機会がまったくなかったとか。ひとりでいたときに怖い目にあったとか。昔からひとりになる機会が多く、怖い目にあったことのない身なもんで、どこへでもひとりでほいほいでかけられるのだけれど、これがもしできないとなると、かなりかなり、かなーりつらい。
上京してはじめて働いた会社の上司、Ronちゃんから電話があった。「 ビール冷えていますよ」。飲み会のお誘いだと思った私は「いつでもオッケーですよ」と叫ぶ。「いや実はね、代官山にバーを開店したんだ」。テレビ業界から足を洗って半年、なあんだそういうことだったんだ。すてきっ「行きます行きます。どこですか?」「駅からすぐだよ。店名はキングコング」。道順を聞き場所をインプット。ひとりでふらっと行けるバーが、代官山にできたなんて、すばらしくうれしい。「ノーチャージ。ビールは500円」もうれしい。
青空レストラン「梅の花」でひとりごはん中のシジュウカラさん。