日曜日の図書館。あれ?スタッフが今日は一人少ないかい?の大入り満員。貸し出しの列、うなぎのように伸びてしまった。端末が4つあって、それぞれに並ぶ場合もあれば、今日のように一列に並んで空いた端末に進む場合もある。誰も何も言わないのに、自然に一列になるのが気持ちいい。それぞれの端末に並んだ場合は、並ぶ場所によって「この列並んで失敗した!あっちの方が早かった!」という不公平が生じないように、「先にお並びの方からご順にどうぞ」って叫ばなければならないのだ。うん。今日のうなぎの列は、本当にみごとだった。
が、いやなこともあった。自分の子どもを怒っている母親の多いこと、多いこと。公衆の面前で我が子をそんなに怒るのはやめたまえ、だ。どう見ても子どもは悪くない。本はゆっくりと選びたいでしょう。前に借りた本、面白かったらまた読みたいでしょう。あいさつしたくない時もあるでしょう。母親に余裕ないんだなあと思う。たくさんの絵本やら、お受験や教育の本やらをどっさりと読んでいるのに。いや、読んでいるからこそ余裕がなくなるのか。とにかくまあそういう時には、できるだけ明るく、雰囲気が良くなるように心がけるんだけれど、たいていうまくいかない。子どもに「君は間違っていない。悪くない」とアイコンタクト送るのだけれど。
列並び、スーパーマーケットのレジを選ぶのが苦手。いつも失敗で、どんどん抜かされてしまう。だから、スーパーマーケットは嫌い。今日のようにうなぎ列の図書館では、私なら、並んでまではいいやと、借りずに帰るなあ。みなさん気が長い。
休憩室から見えた夕焼け。UFOではなく、窓に映った蛍光灯。