図書館の休憩室にて。Mさんが、故郷の木曽から届いた季節のお菓子(貴重!)をお裾分けしてくれた。ちまきや柏餅のような雰囲気の和菓子。この葉っぱBlattはなあに? 朴(ほお)の葉!朴の木の新しい葉っぱでくるんだお餅「朴葉餅」なり。葉っぱにくるまっていたのは、そば粉が入ったお餅で、中はこしあん。蒸し上げているので、朴の葉っぱの香りがお餅に移っていて、青くて甘いこの独特な香りがとてもおいしい。
限られた地方で、しかも旧暦の端午の節句の頃にしかつくられないそうで、こちらはMさんのおばさんの手づくり。朴の葉って、殺菌作用があるので、お餅を日持ちさせる効果もあるらしい。宮本さんのように全国を歩きまわって、その土地土地のお菓子を食べてまわりたい〜。葉っぱの知恵はおいしい、と感じながら味わった。(ひとつはこれから包みをあける私の分で、もうひとつははやしちゃんの食べかけを借りた)
晩ごはんの後、弦を張替えたばかりのギターをひさしぶりにポロン。十八番の『ホームにて』、前奏はちゃんとポロンポロン、しかしその後のコード進行がボロボロ〜。あんなに弾いたのになんということか、すっかり忘れてしまった。どうしても思い出せない。しかたなく、アカペラ。菓子、ちゃうちゃう、歌詞は大丈夫。