火曜日の図書館は、朝から夕方まで一度も汗がひかなかった。暑いの忙しいのもあるが、冷や汗もムカツキ汗もいろいろ流れた。午後は電話掛け当番(予約の本がご用意できましたと電話する当番。メールの連絡も増えたがまだ電話の方もたくさん)で、1時間半近く電話に向かうからのどが乾く。暑いよー喉が乾いたよービール飲みたいよー、と森さん石さんに訴えると「まだ早い!」ピシャ!もちろんそれは冗談冗談。ビールはまだですよ。3時の休憩時間に休憩室にいくと、電気をつけずひとり優雅に涼しげにナカムラチャンが缶入りの飲み物を飲んでいた。えっ?うそ、ナカムラさんビール? 「違うわよー。キリンレモン。でもワタシが飲むとカンチューハイみたいよね」。ほんと、カンチューハイみたい〜。ナカムラチャンは焼酎と日本酒派なのでした。
帰りに、りとるさんへ。お約束の5冊を買って、他にあれこれ。店主はひさしぶりの私を歓迎してくれて、弟の当選を改めて喜び合った。りとるには小さな椅子Stuhlがあちこちにあって、ここに座って本を眺めると、気持ちが落ち着いて、汗がすっとひく。ああ、汗は気持ちとつながっていると感じる。本屋さんは夏はひまらしい。日中はひとっ子ひとり店の前を通らないと。「この暑さは、生きるか死ぬかでしょ。そういう時に、文化なことに気持ちがいかないのは当然。だから夏はたくさんお休みするの」。
私、本は、必ず、りとるで買う。生きる力をつけなくちゃ。いまさらですが開店17周年おめでとうございます!玉川上水を家から上流へ向かって散歩して遭遇してから、17年になるのだ。