苦手なもののひとつに「数字」がある。算数や数学が嫌いとかじゃなくて、数字そのものがだめ。係を決める時に、会長と会計の枠が残っているとしたら、両方できないけど、迷わずに会長になる。だって、会計はぜったいにできないのだから。お願いだから数字を使う仕事はさせないで、です。なのに、今日は図書館の分館へ助っ人として行く。この分館はCDの貸し出しをやっていて、いつもの本の貸し出し業務プラス、CDの貸し出しがある。利用者が借りたいCDケースを選び、そのケースにある番号のCDを棚から見つけて貸し出しをするのだが、この番号探しにとても緊張してしまう。1人3点まで貸し出しできるから、1度に3つの数字を、すばやく、正確にズバリと行き当てなくてはならない。もちろん順番にきれいに並んでいるのだけれど、並んでいても、苦手なものは苦手。でも、夕方にもなると次第に慣れてきて、もしかして数字を克服したか、と思ったりするのだけれど、いつにないこの疲れ様は、やはり数字のせいだ。ビールを飲んで、ワインへ突入。パンとチーズとワインで、ああ、このまま本を1時間読んでから眠りたい。が、飲みながら仕事。
「もうちょっとからが、長いですね〜」と編集のEさん。このもうちょっとで晴れそうなもやの中にいる感じは、数字と比べると、好き好き好き好きだーい好き。