いつもの体育館じゃなくて、グランドでスパイクを履いて、の練習だった。チーム一番若手の上手なようこちゃんと競って、ついムキになってしまった。ボールを奪われてくそっと思った瞬間、こけていた。超下手なこけかたになって、左の足をぐにゅっとやって右膝は激しく土に擦った。かいちゃんが「かずさん、バキッて音がしたよ」と心配そうにする。音がしたと聞いて、急に激痛がしたような気がした。が、明るく「ごめーん、私は抜けるわ〜」と叫んだ。傷を洗おうと歩きはじめて、激痛は真実だと認識。血の気がしゃしゃしゃ〜とひいて行く。一端帰宅して冷やしたが、早い処置を必要としていると判断し、接骨院へ。土曜日は超満員で1時間半並びやっとこさ。「へいっ、まついさん、ひさしぶりっ!」とせんせーににこやかに迎えられ、どうなってこけたかを身振り手振りで伝えたら、「そーかそっか、若い子に負けたか(笑)」と気の毒がられた。タイシタコトナイとせんせーは言うが、なんとも微妙な言い回し。タイシタコトナクても、イタイよ〜
で、昨日は図書館。幸いなことに電話かけ当番の日になっていて、少し助かった。引きずる足で、スタッフみんなにバレないはずない。遊びでけがして迷惑かけて面目ないと思う私を、みんなが助けてくれた。さりげないやさしさがうれしい。ありがとーみんなありがとー。痛くて気弱になっているのかなぜか私も心がしっとり素直になる。休憩室のテーブルにどんとあったおやつは、箱根土産のおまんじゅう。甘いものがちょうど食べたくて、白と黒、ふたつ食べた。
痛いと、素直になれて、甘いものが欲しくなる。