図書館の地下の保存庫にて。探している本が、なかなか見つからない。分類、タイトル、著者名、それから本の高さ(単行本が20cm)などを頭に叩き込んで探すのだが、見つかる時はさっと見つかるが(これが当たり前)、見つからない時はどうにもこうにも見つからない(冷や汗〜)。先日も2回は棚をじっくり探したのに、見つけられなくて、他のスタッフの別の目で探してもらおうと思いかけたのだが、出版社が「晶文社」とあったのにピンと来た。晶文社と言えば「サイ」のマーク! サイを探したらいいのだ。
サイや〜い。もう一度棚に目をやったら、自分でもびっくりするくらい見事にすぐに本発見。サイ、さすが。 チャーミングな背表紙、書庫でかなり目立っている。発行するすべての本の背表紙のてっぺんにサイのマークを掲げる晶文社のことが好きで、上京した年にどんな場所か見たくて会社の前まで行ったことがある。出る本全部買いたい!と思ったほどだ。パソコン前のこの場所から手の届く本棚にあったサイ3頭。もう数頭どこかにいるはず。