図書館の、ちょっとした集まりの、いわゆる幹事の、今夜。
地元で評判の四川料理のお店で、参加者は12人。ひとつの円卓に8人が限度なので、円卓ふたつで話しが遠くなるのを避けたくて、下見に行った時に「ふたつの円卓くっつけてください」と無理願った。くっつけたらうまくいくと思ったのだけれど、テーブルは大きいからやはり遠くて、ひとつ話題でみんなでおしゃべりするのは難しかった。集まりのセッティング、難しい。反省。それでも「図書館が大好き」というたったひとつの接点でつながる面々が、こうしてわいわい集まれるのは、うれしく楽しく心地良いこと。
しかし、みーんなお酒を飲まないなあ、もう。乾杯のビール5本注文しようとしたら、止められて3本に減らしたのだけれど、余り気味だったし、二次会のカフェでも11人流れてお酒を飲んだのは私だけ。私なんかぜーんぜん飲まない方なのに、ここではどうしても酒豪になってしまう。酒豪というのは5合まではピンピンしているようで、私は3合くらいなので、しゅさん、てなところなんだけどな。
写真はデザートの「杏仁ぜんざい カスタード白玉入り」。杏仁を使ったあっかいぜんざいに、固めのカスタードが入った白玉だんごが浮かんでいる。「杏仁は喉にいいんです。それで、寒くなってきたから今夜のデザートはこれがいいと思ったんですよ」とお店の人。全員が一斉に食べはじめたその瞬間、店内シーンと沈黙。おかしいほどの沈黙で、この沈黙がおいしさをしっかりと物語っていた。