事情があって、きむさんがお酒を飲めないでいる。沖縄に行ってもオリオンビールも泡盛も飲めないなんて、拷問のようだと嘆いていた。「やっぱり食事はお酒といっしょに味わっておいしいもんだなあ。料理がおいしくないと言う意味ではないんだけど、何を食べてもおいしくない」。ほぼ毎日飲酒の私は、そういう拷問を受けたことがないけれど、おいしい料理にお酒がないことを想像しただけで、それはとんでもない、あり得ないと思う。居酒屋でウーロン茶、フランス料理で水、なんて勘弁してください。健康でおいしく食べて飲めるように、よく働きからだを動かし努力して、自己管理するのだ。(飲みたいけれど体質が合わない人にはごめんなさい)
ただいまーと家に帰って、晩ごはんをつくりながら飲むビールが、好き。料理をつくりながら、つまみを食べる。納豆やら、だしとったあとの煮干しやら。煮上がるちょい前の固めの豆とか。このキッチンなんとかーとして台所での立ち飲み食べのおいしいこと!あーおいしいーあーしあわせって何度言うかしれない。立ち飲み食べしながらだこそ、手がちゃきちゃきと動き、おいしい料理(自分にとって)をつくることができるんだとつくづく思う。
追記:私が知るおいしい料理をつくる人は、みんなお酒が好きだということに今夜気づいた。