日曜日の図書館。返却本を乗せるブックトラックが足りなくなる騒ぎもあり、館内はバーゲン会場のよう。人とぶつかりそうになる、赤ちゃんはむずがる、迷子も発生。新システムになって、作業は増え、忙しくなり、人手不足!! 書架は乱れ、接客サービスは明らかに低下している。私たちの作業は、重い本を持って立ったり座ったりが増え、これまで感じなかった腰痛や、からだのあちこちの痛みを訴える人、続出だ。痛くなくても、閉館後に感じる疲労度もこれまでにない度数で、ウオッカ並み。私も今日は、ぐったり。
どんなに忙しくても、ぐったりしたことなんて、これまでなかったのに。なんでか!? そりゃ、納得できないことが多すぎるからだ。自動返却機から落ちる本がぐしゃぐしゃになって、嫌だと思うのに、他にいいアイディアがあるのに、私には力がなくて、何もできないからだ。
ぐったりしたけど、今は元気。帰りに、マンションをリフォームした友達を訪ねて、ちょっと見せてもらうだけのつもりが、思いがけず、おいしい晩ごはんでもてなしてもらったの〜〜。ひとり暮らしの彼女の好きなものだけで設えられた部屋は心地良くて、「家出したらここに来ていい??」「きゃーこのベランダでいいわ〜テント持ってくる〜」と、きょろきょろうきうきしてしまった。最上階の窓の向こうの夕焼けがきれいだった。きれいな夕陽を見ていると、なんだか小さな仕事のつまんない愚痴なんてばからしくなってきた。にこにこと、感謝して、おおらかに生きよう。夕焼けが気づかせてくれた。