時々、家事を時給に換算して主婦の給料はいかほどか、なんて話題が出るが、これにいつも疑問を抱く。家事が仕事だと言っていいのは、社会の中でごはんをつくったり掃除をしたり洗濯をして給料をもらっている、たとえば「家政婦」と呼ばれる人だけだ。家庭の中でのこれら家事労働は、行きていくために誰もが必要とすることで、決して仕事ではない。これを時給に換算なんて発想がそもそも変。英会話教室に通っていた時に、自己紹介で「職業は何ですか?」のネイティブの先生の質問に「ハウスワイフ」とこたえていた人にぎょぎょぎょーっよ驚いたことがある。そ、それは職業じゃないしーと。
よく「夫は家のことはなーんにもしなくって」と、自慢めいた言い方でにこにこしている女性がいるけど、私は心の中で「そういう夫は人として最低だ」とつぶやくが、なーんにもしなくてうれしい女性と、なーんにもしない人がそれでいいのだから、私は意見する筋合いではない。でも、これが私よりもぐっと年下カップルの考え方の場合、思わずカーーーーーッとしてしまうのだった。
先日放送されたきむさんの番組では、40代〜50代の女性が、仕事や家庭以外に自分の生き方のひとつとしてディスコで踊ることに夢中だった。視聴者からの感想、40代以上からは共感する意見が多く好評だった。が、30代よりも下からは、「家庭を犠牲にしてまで夜中にディスコに行くのはおかしい」という批判が多かったそう。保守的なのは圧倒的に若者たち。
カーーーーーッ!