今日は休むぞー! と決めて、着物を着て上野をぶらぶら(略して上ぶら)。マダムに博物館の常設展に行こうと誘われたのだ。着る機会を逃してはいけない。着物の先輩方が「とにかく慣れ。着てでかけること」と口を揃えておっしゃるが、初心者の私もそれは本当にそうだと痛感している。
上野駅や上野公園は満員だし特別展のアシュラさまところは50分待ちだけど、常設はすいてゆっくりと観ることができた。時節に合わせた展示、端午の節句がらみものが多くて楽しめた。建物もいいわ〜(写真は、立ち入り禁止の階段。窓から眺める裏の日本庭園は春秋年2回公開)。展示を観なくてもベンチに座っているだけで別世界。少し早めのランチには、豪華にもシャンパンをくっつけた。まだ時間がAMなので、これを「朝シャン」と呼ぶそうな。博物館を出て、藝大のサロンに寄って、谷中墓地を通って日暮里駅から帰宅。ほんとによく歩いた。着物で歩くのが気持ちいい。
あー、楽しかった、と帰って脱いでびっくり。着るための小物、小さな黄色いクリップが、帯についたまんまだった。とほほ。
そして、机に向かうと、ビロビロピロと届いたFAX。うううううううっ。きっと私の顔色はさっとブラックになっただろうな。原稿の直しです。し・か・も、ちょっとキツい。そうです。休んだら働く。このバランスが大切。